【TCSS】Catching Up with Josh Ku

Critical Slideチームに加入してくれた新メンバーJosh Kuを紹介します。

最近婚約したばかりのJoshは本当にナイスガイ。ビッグウェーブを追いかけるエクストリームスポーツを楽しみながら、フォイルサーフィン(大きなフィンで海の上を飛ぶようにライディングできるスポーツ)もこなし、さらには銛(モリ)の達人で、本格的なDIYもこなします。そして昨年彼はEast Coast史上最大の、30ft超えのビッグウェーブをモノにして大きな話題にもなりました。

【Q：出身地、そしてホームポイントとホームバーを教えて】

Maroubraというシドニーの東側にある田舎のビーチタウンで生まれだよ。だからホームポイントはMaroubraだね。だからと言ってBra Boys (Maroubraの有名なギャング)では無いんだけど(笑)The Braってゆうバーは行きつけだね。

【Q :帰国直後だと思うけど、タイで婚約したんだね！おめでとう！タイでサーフィンはしたの？結構シーンが大きくなっていると聞くんだけど】

僕の父親がタイ出身で、イースタンサバーブスで“CHAT THAI”という店(シドニーの人なら誰もが知っている名店！)を開業したんだよ。だから最後にタイへ行けたのは20年前にも遡るんだけど。今回は婚約者のBeritが航空券をクリスマスプレゼントで買ってくれて久しぶりに行くことができたんだ！

そこで何故か、僕は彼女の前にひざまずいてプロポーズをしたんだ。今考えてもなんでそんなことをしたのか分からないんだけど(笑)人生で一番緊張した瞬間になったし、多分、この旅を特別なものにしたかったのかな？結果、とても思い出深い休暇になったよ。今回波は特に語るような体験をしなかったけど凄く良い波が立ってたって話は聞いたよ。

【人生で一番レアなポイントはどこだった？】

レアなポイントは、、、サーフとリップで行ったLofotenというノルウェー北部にある島かな。真冬に行ったからビーチは膝くらいまで雪が積もっていて水際まで真っ白。波はビックリする程良かった！チューブを決めたし、北極光の中でジャグジーでビールを飲んだんだ！

【先日ものすごい波に乗って話題になっていたね！その時の事を教えてくれますか？】

そう！この冬にあり得ない程運良くシドニーの北部ManlyビーチでDeadmanクラスの波を捕まえられたんだ。

クローズアウトっぽかったからその日は行くのやめておこうかとも思ったんだけど、なんか『今日はその日かも、』って予感がして、車にあった古い板を引っ張り出して海へ入ってみたんだ。そしたらとんでもない荒波で一本を決められて、ネットで炎上して Kelly Slaterも祝福してくれる事態にまで発展したんだよ！

その時は後半で板が割れちゃったんだけど修理して、その騒動で大興奮してくれたMaroubraに住んでいる祖父母にプレゼントしたんだ。

【Q：サーフィンとフォイルサーフィンだとどっちの方が難しいと思う？】

絶対にフォイルだね！フォイルサーフィンはまずサーフィンが出来て、その上でスクワットを続けるようなものだからね、、。全然簡単じゃ無さそうでしょ？(笑)

【Q：まだまだニッチなフォイルサーフィンだけど、最近少しずつ認知されてきてるように感じるね。Kuはどう想う？】

フォイルサーフィンは凄く良いコミュニティーが育まれているよ。多分、60年代のサーフコミュニティーはこんな感じだったんじゃ無いかな？と思ってる。同じ趣味を持つ人同士で励ましあったり、助け合ったり、良い時間を共有していて、そこにはエゴが無くって、全然フォイルを知らない人に対しても親切で、凄く純粋な繋がりだと感じている。最高だよ！

確かにニッチでマイノリティで成長過程のスポーツで、中には歳をとった気難しいサーファーもいるんだけど、でもそれは育ってきた彼らの環境が問題なだけだと思う。さまざまな国でフォイルを始める人が増えていて、国によっては川とか湖でもやってるみたいだね！世界中の先駆者たちから刺激を得ていて、ローカルだとJeremy WilmotteとPerth Standlickそして海外だとAnnie StarやJack Hoは凄いよね！