【TCSS】サスティナブルな服作りを目指して

Critical Slide(TCSS)は持続可能な世界を作るためにサステナビリティーへ取り組んでいます。

皆さんに安心してCritical Slideの服を楽しんで頂くために、今日はブランドが取り組んでいるサステナブルに対しての施策についてお話しさせて頂きます。

一歩一歩を大切に

Critical Slide(TCSS)はサステナブルな地球環境を目指し、植物性やオーガニック素材、そしてリサイクル化に取り組んでいます。

まず海へプラスチックが漂流する問題を改善する為に、製品を梱包する袋を土に還るようにコーンスターチの植物製へ変更。そしてウエットスーツを従来の石油化学製生地を用いず、全てYurex社が供給している植物由来のゴム素材での製造に変えた事は空気の汚染問題を配慮しての事です。

プロダクトを作るにおいて、オーガニックコットン・ポリエステル・ナイロン等、どの素材であっても産業廃棄が生まれ、それを破棄し埋立てる事こそが土壌汚染に拍車をかける問題だと考え、Tシャツやボードショーツなど積極的にリサイクル素材へシフトしています。

長年ブランドを愛用して下さっている方も、これらのシフトに気づか無かったかもしれません。なぜならばCritical Slideはこれらの施策を品質を落とさずに実現しているからです。自然への敬意を胸に、そして Critical Slide(TCSS)を購入して下さるお客様が心の底から豊かになれるように毎シーズン一歩ずつ、よりサステナブルなブランドへと進化しています。

プラスチック袋問題

世界では年間5兆枚の使い捨てプラスチック袋が新たに使い捨てられていると言われています。今まで消費されて来た何兆枚もの袋を捨てて新たに作られているのです。この使い捨てプラスチック袋は平均12分しか使われておらず、分解するのに1000年かかると言われています。そのうち300万枚は大西洋に流れて、既に漂流している約165万tのプラスチックゴミに上乗せされています。

サーフィンを通じて海の恩恵で遊ばせて貰っている我々としては、このプラスチック袋を土へ還るコーンスターチ製のものへ変えることは必然でした。生分解性でカーボンニュートラルで破棄しても数ヶ月で土に還ると言われれば、当然それを選びますよね。

石油製品からの脱却、湿気問題、香りの観点からも、製造工程で化学薬品を用いず、化学的なコーティングも不要で、植物性で食用にも使えるコーンスターチ、しかも過剰供給された食品のトウモロコシを素材にしている、と言われれば迷う必要はありませんでした。

本当にサステナブルな綿とは

一枚の綿製Tシャツを作るのに訳2,700リットルの水を使うと言われています。驚くべき量ですよね。言い換えれば、成人の飲料水900日分、トイレを流すこと198回分、お風呂を沸かすこと33回分、の量です。さらにそれを1000倍にしたら、オリンピックスタジアムのプールの量と同等です。

確かにこの水は殆ど食物連鎖へ返還されるとは言われています。しかし、問題が無いわけではありません。工業目的で不自然に水を集め自然界のバランスを壊すことは勿論、農薬や汚染物質を含んでしまっている為です。

その為、Critical Slideでは端切れや余剰の綿をリサイクルした綿を使っています。最新技術によって精製された生地なので品質も高く、資源も水も消費を抑えられます。この再生コットンは肌触りも柔らかく心地よいだけで無く、地球環境にも優しい一枚なのです。

足元からしっかりと

当たり前のことを当たり前に実現しているだけではありますが、Critical Slideの製品は環境に優しく、安全性が高く、動物虐待、児童労働に反対しています。我々の全ての製品は、製品染めですら、動物実験をしていません。我々は地方自治体の適正試験を合格したのバングラデシュの工場がメインパートナーです。それは国際基準で設定された基準に基づき、工場だけで無く、現地スタッフの労働環境も含めて徹底しています。我々のプロジェクトに協力してくれている全ての人を親友として、大切に協業してモノづくりをしています。